結婚式事情

結婚式っていろいろな形式があります。

私は２０００年に近くの式場で家族と一部の友人に参列いただき、キリスト式の挙式を行いました。
そして、友人知人をご招待し披露宴で盛大に祝福いただきました。

一生に一度、自分たちが主役になれる日として「この世で一番幸せ者」だと感動しながら、隣にいる妻を幸せにしなければと誓いました。

そして、結婚式の日を私たちは「結婚記念日」として２０年以上たった今でもお互いに「これからもよろしくね」と言い合っています。

現在、結婚式を取り巻く環境はガラリと変わりました。
2020年の新型コロナウイルス感染拡大により、これまでのような結婚式ができない状況になったからです。

密室空間での食事は制限され、マスク着用やアルコール消毒など人との距離を気にしながら感染予防をしなければならない。参列者がウエディングケーキ入刀での写真撮影もできなくなりました。新郎新婦に近づいて写真撮影することもできない。結婚式会場の支配人様に確認したことろ、本当に辛いと嘆いておられました。

早くコロナが収まって、普通の生活に戻れたらどれだけ幸せな事だろうと思います。
でも、今を生きる我々がすべきことは、これ以上感染拡大させないための予防だけです。

そして、式場のスタッフ様も懸命に取り組まれ、感染防止に努めながらお２人の幸せをサポートしています。

時代に合ったスタイルを見つけ、2人の幸せを確認する日として結婚式がどのように進化しているのか。
少しでも皆様のお役に立てたらと考え、最近の結婚式事情を書いてみました。

結婚式のスタイルで主だったものをご紹介します。

神前式とは、日本の伝統的な挙式スタイルです。

主に神社やホテル、結婚式場内に設けられた祭壇施設に祀られている神様の前で儀式を執り行い、夫婦の誓いを立てます。

特に神社で行う挙式は歴史ある建物と厳粛な雰囲気に包まれて人気となっています。

そして、神前式は厳かに挙式をしたい新郎新婦にふさわしい挙式です。雅楽の生演奏や巫女の舞いなど、格調高い雰囲気のなかで挙式を執り行うことができます。
また、「三献の儀」の「中杯」が両家家族の盃であることからも分かるように、結婚とともに両家の親族の絆も深いものとなるでしょう。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今までと比べると招待できる人数も限られますが、両家の絆を深めるために神前式で結婚されるカップルもいます。感染予防に注意しながら素敵な挙式をあげてほしいですね。
 

【こんな人におススメ】
・日本古来の伝統で挙式を行いたい。
・両家の絆を深めたい。
・白無垢を着て挙式をあげたい。

【コロナ対策の例（挙式場所によって異なりますので、ご自分でご確認ください）】
・玄関入口、会場前、衣装室等に消毒液の設置
・土日祝日などの繁忙日は正面玄関にて検温を実施
・窓やドアがある館内施設の定期的な換気
・会場の清掃と会場内のドアノブ/エレベーターの操作ボタン/トイレ内のドアノブ/手洗シンク等の定期的な清拭消毒
・従業員様のマスク着用、手洗い、手指の消毒
・体調不良者や新型コロナウィルス感染の可能性がある従業員様の出勤禁止

[本殿挙式について]
・前導神職、巫女、プランナーのマスク着用
・参列される人数より倍程の余裕をもった席数の用意
・ご親族・友人様は任意で間隔を空けての着席

などの感染対策をしている場所が多いです。

キリスト式は教会式ともいわれ、牧師の祝福を受けながら一組の男女が生涯夫婦となることを約束し愛を誓います。

お見合い結婚、恋愛結婚、いずれの場合でも、そこには人間の力を超えた神の摂理が働いているという考えから、キリスト教では、特に結婚は、「神の合わせたもうものである」という信仰に基づいて執り行われます。

パイプオルガンの響きや賛美歌に包まれながら家族や友人に祝福してもらいましょう。

また、なんといっても人気のひとつにウエディングドレスを着てバージンロードを父親と歩くという花嫁の希望があるのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今までに比べると人数も制限されますが、花嫁の願いを叶えるために教会式で挙式される方もいます。感染予防に注意しながら素敵な挙式をあげてほしいですね。

【こんな人におススメ】
・ウエディングドレスを着て厳粛に挙式を執り行いたい。
・父親と一緒にバージンロードを歩きたい。
・讃美歌やパイプオルガン、牧師の祝府に興味がある。

【コロナ対策の例（挙式場所によって異なりますので、ご自分でご確認ください）】
・施設入口、ラウンジ、トイレ、会場入口、テーブルなど、各所にアルコール消毒液を設置。
・良好な衛生環境保持の為、消毒液による清掃を徹底。
・挙式会場、パーティ会場、ラウンジ、サロンなど、換気を徹底。
・スタッフはマスク、もしくは飛沫防止ガードを着用。
・安心してお過ごしいただくため、お客様にはお食事中以外はマスクの着用をお願いしている。
・参列される皆さまに施設入口で検温を実施。
・スタッフは１日３回の検温を実施し、37.5度以上の際は出勤を停止。
・お料理の提供スタイルについては、ブッフェスタイルや大皿は避け、スタッフよりおひとりお一人に提供。
・大きな声を発する余興などはご遠慮いただく。

などの感染対策をしている場所が多いです。

人前式とは、家族や集まってくれたゲストの前で結婚を誓い承認してもらう形式のことをいいます。

自分たちで好きなように進行でき、仲の良い友人夫婦に証人となってもらえることも特徴の一つです。

また、宗教色がなく、特に決められた儀式も式次第もない挙式スタイルで、進や誓いの言葉などすべてが自由なことから、オリジナルウェディングをしたいカップルに人気のスタイルです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今までに比べると人数も制限されますが、友人や知人の前で自分たちなりの宣誓がしたいとの想いから人前式で挙式される方もいます。感染予防に注意しながら素敵な挙式をあげてほしいですね。

【こんな人にオススメ】
・家族やお世話になった人の前で結婚を誓いたい
・宗教色を出したくない
・ふたりらしい言葉や演出を取り入れて参列者に喜んでもらいたい。

【コロナ対策の例（挙式場所によって異なりますので、ご自分でご確認ください）】
・施設入口、ラウンジ、トイレ、会場入口、テーブルなど、各所にアルコール消毒液を設置。
・良好な衛生環境保持の為、消毒液による清掃を徹底。
・挙式会場、パーティ会場、ラウンジ、サロンなど、換気を徹底。
・スタッフはマスク、もしくは飛沫防止ガードを着用。
・安心してお過ごしいただくため、お客様にはお食事中以外はマスクの着用をお願いしている。
・参列される皆さまに施設入口で検温を実施。
・スタッフは１日３回の検温を実施し、37.5度以上の際は出勤を停止。
・お料理の提供スタイルについては、ブッフェスタイルや大皿は避け、スタッフよりおひとりお一人に提供。
・大きな声を発する余興などはご遠慮いただく。

などの感染対策をしている場所が多いです。

フォトウエディングとは、結婚式を挙げずに写真撮影だけを行う形式の事です。

特別な準備が必要になるわけではなく、２人の都合の良い日に事前打ち合わせへ行き、衣装選びをすれば撮影当日まで特別な準備をする必要がありません。

また、結婚式を行うよりも費用を抑えることもできますので、新生活のために貯金を使えることも大きなメリットです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、通常の結婚式が執り行うのが難しい状況のなかで、現在多くの人が利用している形式の一つです。

規模や形式にこだわりすぎず、結婚式に込める「感謝」や「祝福」と向き合うためにフォトウエディングというスタイルを取るのも素晴らしいことだと思います。

【こんな人におススメ】
・新型コロナウイルス感染防止のために結婚式を自粛しなければならないが写真だけでも記念に残しておきたい
・挙式にかかる費用を抑えて新生活への負担を軽減したい

【コロナ対策の例（挙式場所によって異なりますので、ご自分でご確認ください）】
・スタッフのマスク着用・手洗い、消毒の徹底・検温等の健康管理
・オンライン打ち合わせの実施
・店舗打ち合わせの場合は店内消毒の徹底、完全予約制で他のお客との間隔を空ける
・来店者へのマスク着用のお願い
・衣装合わせ終了後の消毒の徹底
・撮影当日の待機中マスク着用のお願い

などの感染対策をしている場所が多いです。