友人のシアワセ物語①

フットサル仲間のY君おめでとう♪

ある友人のおはなしです。

彼(Yくん)と彼女(Hさん)とは両方知り合い。
Yくんはフットサルで共に10年以上楽しんでいる仲間で、真面目で友達想いのナイスガイ。
Hさんは職場の同僚で、初々しく新入社員で入ってきたときに笑顔の素敵な女性だなぁと思ったのが第1印象です。

Hさんが4月に入社し、半年が過ぎた11月の上旬に会社の仲間で小野市のフットサル大会に出場することになりました。

目的は社員の交流でしたが、2チームに分けて出場しようとなったときに、どうしても1人助っ人がいるなぁと思い、フットサル仲間のYくんを誘ったわけですが、まさかこの誘いが始まりだなんて夢にも思いませんでした。

 

当日、Yくんには女性社員へ優しくパスやトラップの指導を試合前にやってもらい、雰囲気もよくなったところで試合開始。試合結果は忘れましたが楽しかったことは覚えています(笑)

翌日。
HさんがYくんに好意を持っていると後輩から聞き、昼休みに確認。すると事実好意を持っているとのこと。

すぐにYくんに連絡し、さりげなく「昨日ありがとうね。ウチの社員いい奴ばっかりでしょ~」なんて話すると、
「Hさんいい人ですね」
え・・。マジか!?

「そっか~、じゃあHさんに連絡先教えていいか聞いてみるわ」
なんて言いながら、側にいたHさんにOKをもらい、そのまま連絡先を教えました。

HさんにYくんの連絡先を教えた後、「私は無視していいので2人でゆっくり話してね」と言って少し距離を置き、2人を見守ることにしました。

その2週間後、淡路島の方で毎年恒例のフットサル合宿があり、夜の宴会の場では当然Yくんの話題に。
みんな酔っていましたが、お酒を一切飲まないYくんが酔っていたことにはなりません(笑)

みんなから正直な気持ちを教えろよと迫られたYくんは、ログハウスの2階へ上がりこう叫びました。

「〇〇好きだ~~~~~~~~~!」

いやぁ、今でも鮮明に覚えてますねぇ。
気心の知れた仲間です。全員がYくんの想いを叶えたい気持ちになりました。

 

次の公式試合。
YくんにHさんを試合会場へ必ず呼んでと頼み、他のメンバーと作戦会議。
試合中、Yくんが1点決めたら告白。Yくんが0点だったら次の試合まで持ち越し。

Yくんは約束通り、Hさんを連れてきてくれました。
舞台は整った。今こそ、Yくんを男にするとき!!

試合開始からYくんへ怒涛のパス責め。これでもかとパスするも、ものの見事に外しまくるYくん。
「どれだけ外すねん(笑)」と全員が心の中で大笑いするなか、1人落ち込んでいくYくん。
それを見て心の笑いが表に飛び出てしまう私(爆笑)

まだ20分ある!
まだ10分ある…。

あと5分…。いかん、これは洒落にならん。。。

その時、一番上手なメンバーが相手ゴール前に待機させていたYくんへ絶妙のスルーパス。Yくん渾身のシュート!


ゴオオオオオオオオオオオオル!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
確か試合は負けていたような気がしますが、メンバー全員勝利に酔いしれる!
試合で負けて、使命に勝った瞬間でした。

試合終了後、円陣を組みYくんとHさんを円陣の中央に。

「Hさん、今日は来てくれてありがとう。Yくんから伝えたい事あるらしいから聞いてあげて」と誘導する私。

全員、心臓バクバク。Yくん緊張のあまり失神寸前。

少しの沈黙の後、YくんがHさんに想いを込めた告白をしました。
Hさん、照れながら承諾!

やったあああああああ!!
全員が歓喜した瞬間でした。そのあとYくんを見ると照れくさそうにこの日一番の笑顔を見せてくれました。

 

いやぁ、今思うと私はこの2人の瞬間を見ることができたから、開業したのかもしれません。
それだけ2人の純粋な気持ちに感動しました。

 

年が明け、初めてのフットサル練習。
ウチのチームでは、初蹴りの際に今年の抱負として何か一言コメントしていきます。

「今年はダイエットします」
「今年はもっと上手になれるよう頑張ります」
「今年はマイホームをもちたいと思います」
「今年、プロポーズします」

!!!!!!?????????????
人って変わります。Yくんがここまで前向きになるなんて(笑)

その後、メンバーからいつプロポーズするの?と聞かれるも、なかなか答えないYくん。

初蹴りのコミットメントを聞いて5か月がたったある試合。
「今日0点だったらプロポーズね」とさりげなく誘導する私。

「い、いや、まだ心の準備が…。」と意気消沈するYくん。
「大丈夫、みんなパスくれるし1点ぐらいとれるさ」と悪い私。

実はYくんに内緒でメンバーにパスだすな作戦を伝えていました(笑)

試合開始してもなかなかパスが来ないYくん。
必死になるYくんがちょっと可哀そうになってきたので、後半から普通にパスして1点決めてもらおうとしました。

試合終了。Yくん0点…。

 

「はい、じゃあプロポーズね」
「わかりました!」

こいつ、実はプロポーズする気満々だったな…。

 

その後、Hさんへの渾身のプロポーズは成功しました。

出会いから恋愛、そして結婚と最初から最後まで見届けてきた2人に、その後ある依頼を頼まれました。

「結婚式の企画をしてください」
断るはずがありません。すぐに承諾し、式場と打ち合わせして2人にとって最高の日をプレゼントしたつもりです。

 

改めて、Yくん、Hさん。結婚おめでとう。子どももできて、幸せそうな今の2人を見られて私も幸せです。
これからもずっと仲良く人生を楽しもうね。

記載日 令和3年4月1日